Studioその3 of TARu Personal Studio

Studio関連 ギターアンプサウンド収録用スピーカーBOXの改造

 ギターアンプの音をマイクで録音するためのスピーカーBOXを作りました。
 ベースとなるスピーカーキャビネットはマーシャル製で、12インチスピーカー4本のうち
 下側を仕切り、2層構造にしてスピーカーユニットを内側に向け、収音用の空間を作ります。

 下段録音用スピーカの音を外部に出さない為と、録音時の音のかぶりを無くす目的で製作しました。

このSP BOXの製作はかなり前に行ったもので、ファット・ディ・フュージョンのスタジオで10年ほど使用していました。今回防音室での使用に合わせて少し改造を加えてから、防音室にセットしました。

尚、このシステムは狭い室内での録音を目的としていますので、マーシャルのパワー管をフルにドライブさせるような使い方には向いていません。(適度な音量での使用が前提です。)

01.jpgベースとなるキャビネットをヤフオクで購入03.jpg痛んだ外装を外します05.jpg下側のバッフル板を外しコンパネでふさぎます、バッフル板は半分に切断し下のユニットを取付けます06.jpg中はこんな感じです07.jpg2層構造の箱を作り合体させます09.jpg12インチスピーカを横向きにする為少しはみ出ます18.jpgはみ出た部分をコンパネで継ぎ足します12.jpgパンチを貼って完成です15.jpg綺麗になりました

完成状況

上のVintage30 2本はステレオでもパラレルでも
鳴らせるようキャノンのパッチベイにしました。
(棚の下に格納する事になったのでVintage30は
友人宅にもらわれて行きました。)
13.jpg
マイクはシュアーSM58で、かなりONでSP中心を
狙っています。スピーカーユニットは、
セレッションClasic Lead80です。

2010.06.03_DSC02598.jpgキャビネットには、あまった遮音シートを貼りました
16.jpgマイクのセットはこんな感じです